「はてなどう」「ナラカ」「円環伝承」共用。書き手は ちゃすかとすわさきの二人。
最近好きな無料WEB漫画をだらだら並べてみる。



商業もの

楽園番外地/桑田乃梨子(ウェブマガジン ウイングス)
好きな漫画家さんなので。
掲載誌が休刊してしまい単行本も一巻が出たきりでどうなるかと思っていましたが、無事WEBで再開。
ちなみに、一回一回読むよりある程度まとめて読んだ方がおもしろさを感じる漫画のような気がします。つまり単行本最強。とりあえず連載が続くことで単行本続刊可能になったのでよかった。

大柄で空手部で表情筋が固くて思ってることと見た目が裏腹で、周囲からはちょっと怖いと思われている自己完結気味の女子高生が、一学年先輩でちっちゃくて表情豊かでほんのり腹黒で、森の小リスのように働きものの男子高生に片思いする話。
ほのぼののような、ほんのりシュールなような。いつもの桑田節で、何とも言えない味わいです。

三蔵法師の大唐見聞録/諏訪緑(Yahoo!コミック)
この漫画家さんがむかーし描いた『玄奘西域記』という、『大唐西域記』に想を得た長編漫画がありました。
『大唐西域記』は七世紀に唐からインドへ取経の旅に出た玄奘三蔵の旅行記。玄奘三蔵はご存知のように三蔵法師のモデルになった実在の人物で、伝奇『西遊記』は彼の旅をファンタジーに大幅脚色して創作されたものです。
『玄奘西域記』は高僧・三蔵法師ではなく、高僧である兄の護衛兼通訳として取経の旅に同行した青年・玄奘を主人公とし、彼が僧となるまでの長い旅路を描いています。旅行記・歴史物語・青年成長譚としても楽しめる名作でした。(ボロボロ泣きました、私。)
で。つい最近ひっそり連載の始まっていたこの漫画は、その直接的な続編です。
出版社が変わっているせいか、続編であることは一切書かれていないんですが、内容はそのまま引き継がれていて、唐へ帰った玄奘が唐の中を(恐らく数ヶ月)旅する物語になっています。尉遅 敬徳絡みの模様。

正直、タイトルに「三蔵法師の」と入っているのは逆効果ではなかろうかという気がしなくもないんですが…。(ストーリー漫画とは思わず、ガイド漫画かエッセイ漫画か何かかと思いました。)

ともあれ、面白さは変わりないです。先に『玄奘西域記』を読んでおくと面白さが割り増すと思います。

舞勇伝キタキタ/衛藤ヒロユキ(ガンガンオンライン)
有名過ぎるので紹介するまでもないんですが…。
『魔法陣グルグル』の続編かつスピンオフ。相変わらずのヒロユキ節です。

主人公は、勇者に憧れる少年・チキ。かつての勇者パーティーの一員・キタキタおやじと知り合ってしまった彼は、なし崩しに共に旅立つことになってしまいます。
やがて、可愛いけれど風変わりな感性(キタキタ踊りが好き)の王女・ルウが旅に加わり、石にされた彼女の両親を救うために旅立った……はずなんですが、全てがキタキタ踊りによって左右される、何だかよくわからない道程が続いているのでした。

新主人公のチキとルウは、ニケやククリに比べると能力も個性も弱く、キタキタおやじに色んな面で喰われてはいるんですが、それでも普通に面白いです。
つーかキタキタおやじはどこまで進化してしまうのか……。

マンガで分かる心療内科(ゆうメンタルクリニック)
大変シュールな心療治療の学習漫画。『ヤングキング』で連載されているそうですが、原作者の経営する心療内科医院の公式サイトでも幾つかを無料で読むことができます。



同人もの

HEARTS(スタジオリルツ)
ミヒャエル・エンデの『果てしない物語』に想を得た、オリジナルのファンタジー漫画です。
冴えない苛められっ子の少年が本の世界に入り、冒険の旅に出て仲間を集めていく話。絵や話の雰囲気は20年くらい前の『少年ガンガン』系でしょうか(十分面白いのに、現代の商業誌には載りにくいタイプかも。WEBで読めるのは嬉しいことだと思いました)。ぐいぐい引き込まれて読みました。
まだ連載中ですが、更新が速めなのも魅力です。

Haevest(大魔王城)
ギリシア神話に想を得た、フルカラー漫画です。
とにかく綺麗! そしてキャラクターが魅力的。ぐいぐい読めます。ハシウスが好きだなー。
これも連載中で、更新が遅いのがちょっと残念。結末が楽しみな漫画です。



とりあえずここまで。
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【2010/11/12 22:35】 | すわさき・感想
【タグ】 漫画の感想  
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