「はてなどう」「ナラカ」「円環伝承」共用。書き手は ちゃすかとすわさきの二人。
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インビクタス-負けざる者たち- 公式サイト

2009年のアメリカ映画。
南アフリカ共和国のマンデラ大統領について書かれたドキュメンタリー小説を原作にしています。

ネルソン・マンデラは政治犯として27年間の牢獄生活を送った後、黒人初の大統領になり、アパルトヘイトを廃した。それまで特権を思うままにしてきた白人たちは報復を恐れたが、大統領は人種の融和を掲げ、全てを平等に扱った。

南アフリカは翌年のラグビー・ワールドカップの開催国だったが、代表チーム スプリングボクスでは決勝進出も怪しいだろうと評価されていた。
このチームは白人たちの誇りであったが、黒人選手はただ一人ということもあって、黒人たちには憎まれていた。黒人たちの間でチームの名前やエンブレムを変更しようという動きが起こったが、大統領はそれを止め、このチームが白人たちとの融和を招くと主張。白人の主将を激励したり、チームを貧民地区の黒人の子供たちのもとへ行かせ、ラグビーの指導をさせるなどした。

そしていよいよ開催されたワールドカップ。下馬評を余所にチームはチャンピオンロードを駆け上り、なんと決勝戦に挑んだ。相手はニュージーランド代表のオールブラックス。
白も黒もなく混じり合った南アフリカ全国民の歓呼の中、後に伝説となる奇跡の決勝戦が始まった。


すっごく期待して観に行ったのです。
・・・・・・・うとうとしてしまいました。最後の試合の辺りで。金払ってんのに!

前評判を聞いた時は、てっきり大統領が白人と黒人を均等にした新チームを作り、指導したのかと思ってたんですが、チームは元からあったもので黒人選手は一人。
そして、黒人の大統領が主役かと思ってたんですが……どうも、本当の主人公はスプリングボクスの白人の主将フランソワ・ピナールっぽかったです。
白人監督の作品らしく、白人視点の方を強く感じました。(彼の父親の発言という形で表されてましたが)最初は黒人への猜疑心を持っている。それがお茶会に招かれて親しく接されて打ち解け、最終的には、家の黒人家政婦の分もワールドカップのチケットを用意するようになったのでした。

試合のシーンが長いのです。
で、勝ち試合だということは最初から判っている。
南アフリカ万歳! 万歳! 万歳!
感動と歓喜。スタジアム一杯、外のテレビ前、南アフリカのあらゆる場所から わああああああ、ああああああ、と潮騒のような歓声。それが何十分も続く感じで、ついうとうとと……。
反省です……。

原作のドキュメント小説を読んでおくと、もっと細かい事情まで解って面白いらしいです。
下調べしないで観たのが不味かったのか……。

あ、試合開始前の飛行機は、本当にあったことなんでしょうか?
アレ、大問題だと思うんですが。(^_^;)


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大顰蹙を買うかもしれないんですが、この映画の最後の試合を観て、日本のアニメ『疾風! アイアンリーガー』を思い出したのでした。

種族の差、戦争による不理解。そうしたものを、正々堂々のスポーツマンシップに昇華し、観客が熱い試合に熱中することで相互理解が生まれ、融和を呼び、全てを乗り越えていく。『アイアンリーガー』はそういう結論を描いたアニメでした。
ちなみにそのアニメは93~94年放送で、『インビクタス』の元となった実際の出来事は95~96年の間のことだそうです。

漫画やアニメで描かれることなんて、所詮は机上の理想。スポーツで差別や争いがなくなるなんてありえない。
そんな風に片づけるのは簡単ですが、なんと、現実にそんなことが起きていたとは。
事実は小説より奇なりとは言いますが、何と言うか、絵空事は必ずしも絵空事でしかないわけではないんだ、と思わされたのでした。

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【2010/04/01 17:15】 | すわさき・感想
【タグ】 映画の感想  
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