「はてなどう」「ナラカ」「円環伝承」共用。書き手は ちゃすかとすわさきの二人。
ハナイバナ

葉内花[ハナイバナ] Bothriospermum tenellum

ハナイバナの花
ムラサキ科ハナイバナ属の越年草。日本のほか、朝鮮半島、中国、東南アジア、インド等にまで分布。
花期は長く、春から冬まで、直径2、3mm程度の小さな青い花を咲かせます。
草丈10~15cm程度。


花の様子や大きさが同じムラサキ科のキュウリグサに似ていますが、中心に円を作っている鱗片が白いです。(キュウリグサは鱗片が黄色い。)

ハナイバナとキュウリグサの花の比較


茎や萼には白い毛が生えています。

ハナイバナ


実は2mmほどの大きさで、四つに分割されています。四分果と呼びます。

ハナイバナの実


ハナイバナ
葉内花[ハナイバナ]の名は、葉、花、葉、花と順番に、花が葉と葉の間(内側)に咲く様子から名付けられました。

しかし別説もあり、葉が萎[しな]びたように波打っている様子から「葉萎[な]え花」→ハナイバナ、とも。


ハナイバナは、紙の図鑑でもWebページでも、十中八九「キュウリグサに似ている花」として扱われています。

確かに、花の咲く時季も同じですし似たような場所に生えていますし、花一輪を比較すれば大きさも形も色もよく似ています。

ですが、生えている様子を実際に見れば、間違える人はあまりいないのではないでしょうか。
花の付き方がまるで違うので、パッと見た時の印象も明らかに異なっているからです。

ちなみに、専門家は花序の先が巻いているかどうかも識別点として挙げるようです。
キュウリグサが、花茎の先端がクルリと巻いたサソリ型花序を成す(花の時季が進むにつれて解[ほど]けて行く)のに対し、ハナイバナの方は最初から最後まで全く巻きません。

ハナイバナとキュウリグサの花序の比較



ハナイバナの花言葉
小さな親切


……という文言を聞くと、脊髄反射的に「大きなお世話」という言葉を繋げたくなってしまう(笑)。


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【2011/04/13 22:05】 | すわさき・その他
【タグ】 この花なんだ  
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