「はてなどう」「ナラカ」「円環伝承」共用。書き手は ちゃすかとすわさきの二人。
柿の花

[カキ] Diospyros kaki

カキノキ科カキノキ属の落葉高木。
中国の長江流域が故郷で、日本には古代に大陸から伝播したのだろうと言われています。
アメリカやヨーロッパには日本から伝播したので、学名に「kaki」と入っています。
なお、属名「Diospyros[ディオスピロス]」はギリシア語で「神の食べ物」の意味。

柿の花
初夏に、指の先くらいの大きさの、淡く緑色がかった花を咲かせます。プラスチック細工のように小さくて硬く厚ぼったく、可愛らしいです。散る時はそのままボトボトと落ちます。


ご存知のように、秋に夕日色に熟す大きな実が人気です。
山には小さな実がガラガラ鈴生りになるガラ柿が生えていますが、三倍も大きなつやつやの実が生る栽培種の柿が、今は世を席巻しています。

熟すと自然に渋が抜けて程よい硬さの時に生食できる甘柿と、ドロドロに熟すまでは渋味の残り続ける渋柿があります。
実は甘柿は渋柿の突然変異で、日本では1214年に神奈川県の王禅寺で発見されたものが初と言われ、それまでは熟柿になるのを待つか、渋抜き加工して食べるのが当たり前でした。

渋を抜く方法は色々ありますが、昔から人気があるのは、干して半生のドライフルーツにする方法。保存もきいて甘くなります。砂糖が希少だった時代、甘い干し柿はおやつとして高い人気を誇っていました。

柿の実


木は硬いですが割れ易いので建材には使われず、家具や細工物に用いられます。

葉は干して煎じて、柿の葉茶として。ビタミンCを多く含み、止血作用があるだとか血圧を下げると言われています。
葉には殺菌効果もあり、柿の葉寿司に用いられます。

なお、実の《へた》の部分を煎じて飲むと、しゃっくりや咳が止まると言われました。

実を潰して寝かせて作る柿渋は、防水効果のある塗料として用いられます。これを塗った紙を渋紙と呼んで、和傘や団扇に用いていました。


「カキ」という名の語源には諸説ありますが、「アカキ」が訛ったのではと言われているようです。実が赤く熟すから「赤き」「赤木」だとか、紅葉するから「赤黄」だとか、解釈は定まっていません。


カキの花言葉
自然美
恵み
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【2011/01/18 21:42】 | すわさき・その他
【タグ】 この花なんだ  
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